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竜神さんと 鳳凰さんが ご愛さつに きてくだすった 朝
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家の日本庭園の
瓢箪池に 蓮 が 咲きました。
つぼみから 太陽の 位置が 少しずつ 変わるまで
ずっと そばで 花が ひらくのを 見てた、 何十分の 話。
蓮が 動いて 音を たてずに そっと
そっと
ひらいたよ。
目を横に移すと
トンボが 脱皮 中 出てきた
蓮がひらくのと 同時に トンボの 羽が ひらいたよ
羽をかわかして きっと 今日 飛んでいくのだろう。
かえるくん も 顔をだしました。
なにも かざらないままに
こんなにも うつくしい ままで
自然は いつも 見せてくれる
＊
そのままの
うつくしさ が
なんとも いえないや
さなぎは 蝶へ 変容 し
音も たてずに 花ひらく
＊
＊ ＊
＊
「名もないままで 人知れず かざらないままに そのように 」
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この何十分かの 出来事の 中の
わたしの 変容に であった
言葉じゃいい表せない ほどの 世界 かけら の 一粒
瓢箪池の 石の上で メディテーション中
自然があまりにも自然のままに
美しすぎて
またも 泣けてしょうがないや
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たった 何十分かの出来事が永遠のような なんのような
なんのような ごにょごにょ
かえるくんが顔をだしたので おてがみ
神様へ∞
神様 かみさま 神様
自然のかみさま
八百万の神様
全ての神様
みせてくれて ありがとう
素晴らしい朝の きずき を ありがとう。
きずいた 自分にも ありがとう。
永遠のようないとなみを ありがとう
かざらない うつくしい 言葉を ありがとう。
ありがとう、かみさま 神様。
多美より
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