2017年6月3日土曜日

素朴で ええ

過疎化の 加計の町を 子供たちと 歩いた

子供の足だと ゆっくりで      道端にあった 

花や、砂や、 細い もの 石に その都度反応して

一個行くのに 一時間  先へ進まない でも、 先など目指してないので

その都度 立ち止まって 子供たちに任せた 散歩をしてみたの、

すると 朝から晩まで 町を一回り するのに かかったけれど、

大切なものや 小さい頃の記憶をよみがえらせてくれた。



小さい頃

お寺の細道 をすぎて 裏山に 一面 菜の花畑で トンネルを作って

そこで昼寝 したこと、 菜の花の秘密基地  そこがあまりにも美しくって

幼馴染と 二人だけの内緒にしようと 毎年 春 そこで 菜の花の秘密基地を作った。こと

お墓に向かう 細道 石畳すぎて 俳句をよむ場所があって そこにタイムカプセルとうめたこと

山のお稲荷さんの神社の裏側に 飴や お菓子を おいて 毎日それが なくなっているから

狐とタヌキ の 世話係だと思っていたこと とか。。。。


子供のころ ここが 私の すべてだった

先のことなんて 考えてなくって 立ち止まっては 何かを発見し 観察して 楽しむ

それが日常だったな。。。  

ふと、

*なにを急いでいるのかな?

なにを探しているのかな?

とまた自分の足元を見た。




今あらためて 目の前のそれが 子供たちの目線がなんてすてきなことだったかを 知る

今は それと 変わらないくらい そこに 身をおいてる時もあるけど

より それだけでええんか と 思った。



こけたら 痛くてなくし  なにかを 見つけたら 一目散に走りだす

ころげて 笑うし 腹がったったら 怒る  おなかがすいたらお腹がすいたと叫ぶ

疲れたら寝る。 

大人になると ごちゃごちゃ 考えすぎて いるし 余計なところで悩んで

なにもできなくなっている  人のことばかり気にして ・・・・・・


気持ちがいい 人間は はっきり していて あまり 考えすぎてない。

シンプルな ところで 気持ちよく 生きている。


私にとって やはり人間先生は 赤ちゃんだったり 子供たちだなあと 改めて思う。

大切な 大切な ことを 教えてくれる。

忘れていたものを 呼び起こしてくれる。

お前も もっと 遊べよ

お前 もっと 笑えよ

お前 もっと 走れよ


***

ああ もう これで いい 

ああ もう これ だけ 

よけいな ことは  もう いらない


***


そんな 今の気持ち



シンプルで 気持ちいい   ほわっと している 

風が とおる  木陰で 昼寝   走る  

花を つむ 池を 覗く   かえるの あしをみる




わたしは やっぱり 素朴なんが すきじゃ

 絣の モンペ みたいなん 

かかしの ふざけた 顔 

むしろの 匂い

道端の雑草 と  なまえをしらない花

遊んで おっかっけっこ してる すずめ

岩から飛び降りる カエル 着地失敗とか

ばあちゃんの曲がった腰と 背負い籠

ほっかむりの ばあちゃん 


ああ こころが 素朴に おちつく

素朴 がええわ~

素朴なんが ええわ~

しみじみ しとります







加計さんの 庭園 吉水園  

それは 美しい 大好きな場所。 天然記念物のモリアオガエル

この上に  稲荷神社があって 餌を持っていってました。




茅葺の 美しいこと






コロポックル たちと・  まちを よちよち 歩いた





「さんばいさん」 って名前の ほうの葉っぱで包んで蒸した豆ごはん・

小さい頃から 大好物!この季節だけの 贅沢 *  鮎とヤマメも!

フキの煮たやつも 美味しかった






まいとし 出会う この子  なんの子 なまえを しらないこ

オヒアレフアみたいに   ぼへぼへ  してて かわいいい子。


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